茂木健一郎先生の講演会の音声を聴きました。不登校、というのは、もう悩むべきことではなくて、豊かな可能性を持っていることを喜ぶべきなんじゃないか? 社会のしくみも教育も大きな転換点にある今、新しい教育を受けるチャンスを真っ先に得ていることを喜び、子供の才能を伸ばす方法を真剣に考えるべきではないか、と思いました。
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茂木健一郎先生による、めちゃくちゃ元気が出る講演!
ホームスクーリング・サポートセンターkokageさんの記事で紹介されていた
茂木先生の講演会音声を聴きました。
元々の掲載は、
NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク
「登校拒否・不登校を考える全国大会」2017inインターネット
にありました。
この夏に講演会が行われたようです。
一応下に同じものを貼っておきます。
『学びのベストプラクティス』(茂木健一郎講演)
興味を自由に広げる探究型学習で思考力を伸ばす
お話の中で、
ホームスクールやオルタナティブ・スクールで、
探究型学習を行い、
才能を伸ばしていっている子ども達の例が、
たくさん挙げられていました。
これからの時代、
多様な人材の多様な才能によって、
日本を引っ張っていくことが必要なこと、
海外の大学では、丁寧な面接で、
探究型学習で思考力を身に着けた学生を歓迎すること、
(ほかにも、多様な学生を集めることを大切にすること)
こうした学生の採り方をすると大変な手間がかかるため、
日本では学力テストという形態で学生の採用を行っているのが現状であること、
等々、
目からウロコが落ちるようなお話が次々と続き、
聴き終わってとても元気が出ました!
お話を聴いて、
教科の学習による学力や、偏差値を上げること、
有名大学に入って、一流企業に入社することに、
どれほどの意味があるのか?
改めて深く考えさせられました。
持っている才能をほめること
このお話を聴いていると、
だんだんと、普通の学校に行くことの方が、
新しい時代に対応できてるのかな、と心配になってきます。。
学校に合わなくて、
みんなと合わせられないことを悩んで
自己肯定感を下げてしまって、
隠された豊かな才能に気づかないまま、
なんていう子がいっぱいいると思いますが、
もったいなくて涙が出ます。。
学校には行っているけど、
みんなと合わせるために我慢して通い続けている状態の子もいます。
みんなの期待に応えてテストを頑張ったりすることは、
周りを思う優しさだと思うし、何かを継続できるすごい才能だし、
そういう子の頑張りをほめてあげたいと思います。
逆に、学校に行きたくないことを正直に表明して、
自分の学びのスタイルを勝ち取ろうとしている子もいます。
その正直さとひたむきさをほめてあげたいです。
みんなみんな、キラリと光る何かを持っているはずなので、
ぜひ伸ばしてあげられたらと思います。
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