青空ホームスクールの考え方

青空ホームスクールの考え方

青空ホームスクールは、
基本的に、
学校が苦手な子ども達と、その親御さんを対象にしていますが、
部分部分は、普通に学校に通っているお子さんの家庭学習や、
海外在住の親子さんの日本語での学習などについても、
教育全般についてや、先取り学習などでお役に立てる部分があるように、
と思って記事を書いています。

学校に多様な選択肢があると良いなと思っていますが、
ホームスクールも多種多様な考え方のスクールがあって良いと思っています。

たとえば海外のホームスクールのサイトを見ても、
クリスチャンの方用、理数メイン、非定型発達のお子さん用、ある部分に光るものをもつギフテッドのお子さん用、
などなど、様々なスタイルがあります。

こちらのサイトの基本的考え方を書いておきますので、
もし良かったら、考え方が合うな、と思って頂ける方にはぜひフォローして頂けたらうれしいです。

学校や勉強に関する基本の考え方は以下のとおりです。

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まずはココロと体の健康

学校に行きたくない、と思うようになるまでに、
大概のお子さんも、お母さん、ご家族の方も、
ずいぶん疲れて、傷ついています。

なので、まずは心と体に栄養をたっぷりあげて、
心身ともに元気になれることを目指しています。

元気が出れば、前向きな考え方ができますし、
考え方が変わると、ものの見方も違ってくると思います。

違う見方で世界を見ると、
結構良いものが目に入ったりして、
幸せが入ってくるのではないかと思っています。

多様な体験を大切にする

今まで見たことがなかったもの、聞いたことがなかったこと、
などに触れると、世界の見方が変わることもあります。

子供時代に、たくさんのものを見たり聞いたりしておくと、
その時はただ単に流していたことが、
大きくなって急に思い出されて、
いくつかの物事がつながり、視点が急に変わることもあります。

多様な体験をしておくことは、貯金のようなものだと思っています。
将来の選択肢の幅が広がるかもしれません。

自然に触れる機会を大切にする

科学者の方々とお話すると、
子供の頃、自然を夢中で追いかけた人がとても多いです。

目をキラキラさせながら、
子どもの頃の虫取りや自然観察の話をして下さる様子を見ていると、
子どもの頃に自然に触れる経験をたくさんしておくことは、
一生の財産なのだな、と思います。

科学者に限らず、子供の頃の原体験、
自然に囲まれ、自分より大きなものに対する畏敬の念を持つことは、
その人の人生を豊かにしてくれる気がします。

人と人との真心の交流を大切にする

子どもはとても敏感に人の心を察知します。
真心で接してくれる人のことは、すぐにわかります。
温かい人の心に触れる体験を重ねていけば、
自分を肯定し、人を信じられる人に育つと思います。

学校は無理なく通えればラッキーだけど、行けなかったら他の選択肢を考えよう

学校に行ったり行かなかったりの
五月雨登校のお子さんも多いと思います。

このサイトでは、普通の学校を否定せず、行ける時は行って、
集団生活もぜひ経験してみるのが良いと思っています。

もしお近くにオルタナティブ・スクールやフリースクールなど、
素敵な第二第三の選択肢があれば素晴らしいと思います。

選択肢があまりないときや、五月雨さんがお休みの日などには、
このサイトを参考にして頂きながら、
子ども達を教育していくことが出来るようにしたいと思っています。

なぜ学ぶのか? 目的意識を持つ

「なんで勉強しなくちゃいけないの?」
という素朴なギモンにすらすらと答えられないうちは、
少なくとも教科書的な勉強に関しては、
学ぼうという意欲、モチベーションがわかないのも当然だと思います。

将来なりたい自分の姿を思い浮かべ、
「必要だから学ぶんだ!」
と思えるような動機をまず持つことが大事だと思っています。

<参照記事>
『なぜ学ぶのか? 理由と目的を明確にすることの大切さ――映画「世界の果ての通学路」を見て考えたこと』

基本的な読み書きそろばんは子どものうちに身につけたほうが良いと思う

子どもの自主性を尊重することはとても大切ですし、
疲れてやる気のないときに、強制すると逆効果だと思います。

なので、あくまで時期をみて、なのですが、
将来なりたい自分の姿を見据えて動機づけがしっかりしたら、
ある程度基本的な知識は子どものうちに身に着けたほうが良いと思っています。

多くのお子さんがあまりお好きでない漢字などは、
大人になって一気に大量に覚えるのは大変ですし、
子どものうちに覚えるのが楽だと思います。

読み書きそろばんは、身につければ本人の自己肯定感も高まると思っています。

また基本の読み書きそろばんが身につけば、
自分自身で本を読んだりしながら、
学びの深さや幅を広げていくことが可能になります。

英語は、可能なら小さいうちから触れてもらい、
ぜひ実際に使える生きた英語を身に着けられると良いなと思っています。
英語が出来ると、世界中に友だちを作ることができるようになりますし、英語圏の膨大な情報資源も利用可能になります。

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アクティブ・ラーニング

青空ホームスクールでは、
調べ学習(調査学習)、探求学習、体験学習、
PBL(プロブレム・ベースド・ラーニングまたはプロジェクト・ベースド・ラーニング)、
ABL(アクティビティ・ベースド・ラーニング)、
探究学習、といった、
生きた知識を自ら学び取る力をつけるような、
学びの方法をどんどん取り入れていきたいと思っています。

課題の発見(テーマの見つけ方)、話し合い(対話)、制作による表現、発表(プレゼンテーション)、討論(ディスカッション)、
といった要素を随時盛り込んで、
社会に出たときに、自らやる気を持って、必要なことをいつでも自分で学んでいけるよう、
「学び方を学ぶ」ことを大切にしていきたいと思います。。

2020年からの文部科学省による新しい学習指導要領では、
「主体的・対話的で深い学び」を重要視しているそうです。

上に挙げたような手法を使って、
「学び方を学ぶ」
ことで、これを読んで下さる方のお子さん達に、
「生きる力」をつけていってほしいと願っています。

こういった学び方のノウハウは、私自身勉強中ですが、
理解したことをこのサイトで共有していけたらと思っています。

ホームスクーラーが笑顔になるようなサイトを目指しています

まだサイトは工事中ですが、
完成した際には、このサイトを読みながら、
親子して元気になり、
小中学校で習うことはほぼカバーできて、
自分の好きなことを見つけて自ら学びを深められるようになることを目指しています。

また、友達づくりの出来る場所をどうやって見つけたら良いか、
体験型学習の機会を見つける方法、
将来の進路についての考え方、
ママや家族の心と体の健康、
といったことについても、考えていきたいな、と思っています。

教育は今、大きな変革期にあると思います。

学校が全てではないと思っています。

ただ、現状の日本では、学校に行かないとなれない職業も存在します(たとえばお医者さんなど)。

子ども達の将来の夢や希望が、
学校に行っていなかったから、
なんて理由で狭まることのないように、
大学などに進学したくなったときには、
それが選択可能であるように、といったことも考えつつ、
ホームスクーラーの方々の元気が出るようなホームページを作っていけたらと思っています。

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