学校の必要性について考える3―子供どうし共感し合える仲間を得る

子どもは身体も小さく、発達の途中なので、考え方や感じ方もその年齢独特のものを持っていたりします。なので、「ちょうど同じくらいの子」と出会うと、共感できますし、安心感も生まれると思います。子どもが感じている気持ちに思いをはせ、「ちょうど同じくらいの子」と出会える場の必要性について考えてみました。
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外国に行って「自分と似た人」を見るととても安心する

たとえば外国にしばらく滞在したりすると、
日本人がほんのちょっとしかいないので、
たまに日本人や東洋系の人をみかけると、すごくほっとしたり、
ちょっとしたきっかけで話はじめると、
すごく仲良くなれたりすることがあります。

欧米の人達は、大体が、

すごく背が高くて、
肌や髪の色や着てる服など見た目も違うし、
行動の仕方もちがうし、
言葉も違います。

そういう中で、毎日過ごしていると、
「自分と似てる人」
を見かけると、
「おっ!!」
と反応するし、
お話したり、一緒に行動できたりすると、
すごく安心しました(あくまで私の場合ですが。。)。

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子供って、もしかして、「毎日外国に暮らしてる気分」なのでは??!!

子どもの学校のことをあれこれ考えるようになってから、
ある日、ふと、

「もしかして?! 子供って、毎日外国に暮らしてる気分なんじゃない?!」

って思ったんです!!

だって、

周りの人でかい、
見た目ちがう、
行動の仕方ちがう、
言葉ちょっとちがう、

って、
なんか、

「まさに外国!!」

ではないですか??

しかも、自分は身体が小さいし、知らないこともいっぱいあって、
やりたいことが出来ないこともいっぱいあるし、

「子供だから」

って区別?!されて、同じことをさせてもらえなかったりもします。

それって、毎日続くと、私だったら結構大変に感じるかも。。。
と、はたと気づいて、
すごい衝撃を受けました。

兄弟姉妹がいっぱいいればいいんですけどね。。

兄弟姉妹がいっぱいいたり、
とにかくお子さんがたくさん出入りする環境なら、
そこまで「外国」っぽく感じないと思うのですが、

我が家の場合は、子供が一人なので、
「外国感」
はすごくあるんじゃないかと思っています。

現に、まいんの、友達と遊んでいる時のはしゃぎっぷりは、
大人の私と遊ぶ時とはまったく違います。

まいんのプレイセラピーをお願いしているカウンセラーの先生に、
「やっぱり子どもは子ども同士で遊ぶと、共感の度合いが全然ちがう気がするんですよね。。」
と言ったら、
激しく同意して下さっていました。

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学校でなくても同じくらいの友達と出会える場は必要

きょうだいや親戚の多いご家族は別かも知れませんが、
我が家のような核家族の場合、
やっぱり子どもは子ども同士で出会える場が必要だな、
と思っています。

学校、というのは、そういう面でも、すごく良い場だと思うのですが、
なかなか行けない場合、他のところを見つけなくては、
と思います。

ホームスクールをはじめよう――その3 「我が家の実践例:交流編」 友達作り・居場所など

にも書きましたが、
習い事、スポーツ、自然体験、キャンプなど一時的なものももちろんですが、
オルタナティブ・スクールのように継続的に通える場所も、
積極的に見つけていきたいと思っています。

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