優位の感覚を学習方法に生かそう!―聴覚、視覚、身体感覚、言語感覚

たとえば手の右利き左利きのように、感覚にも人それぞれ「使いやすい感覚」、というのがあるそうです。親も子供もそれぞれの、優位な感覚を見極めておくと、効率の良い学びのスタイルをデザインするときにとても役に立つと思います。
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受け身で「聴く」授業が苦手な私たち親子

まいんは、自分の興味のないことを、
ただただ座って聴かなければならないのが苦痛だと、
よく言っています。

以前、

「しょうがないから、そういうときは、頭をまっしろにして、
ただただぼーっとして時間をやりすごすの」

と言っていました。

よくよく思い返すと、実は自分自身も、
学校の頃は、とにかく教室に「存在」し、机に座って、
絵を描く、机の穴に消しゴムカスを詰める、
関係ない本を読む、あとは瞑想(?)、
という感じで過ごし、
テスト前だけ試験範囲を頭に詰め込んで、乗り切っていました。

学ぶことがきらいな訳ではないのですが、
親子して、学校の勉強スタイルが合わなかったようです。。。orz

学校の授業スタイルが合っている子も結構いる

周りの友達にもいくつかのタイプがあって、
先生の声を音で聴いて、黒板を見ながらノートを取る、
というタイプの勉強法が合っている子もいました。
そういう子はノートを取るのがとても上手でした。

こういう違いはどうやって生じるのでしょうか?
私たちみたいなタイプの人は、どうやって学ぶのが良いのでしょうか?

色々調べてみたら、
こんな記事を見つけました。
◆「NLP活用」 kani-nabe

NLP(Neuro Linguistic Programming:神経言語プログラミング)には
賛否両論あるようですが、
この記事はとても参考になったので載せておきます。

優位感覚はおもに視覚、聴覚、体感覚

こちらの記事には、NLPの優位感覚の分類とその特徴について書いてありました。
大きく分けると、
1)視覚優位
2)聴覚優位
3)体感覚優位
4)言語感覚優位 (←独自路線?)

となるそうです。

そして、優位感覚は時間とともに変わることがあること、
よく使うことで鍛えれば伸ばすことができること、
なども書いてありました。

優位感覚テストで自分の優位を見極める

上でご紹介した記事の最後に、

◆「優位感覚テスト」ダウンロード

というリンクがありますので、
そこをクリックして頂くと、
優位感覚を判定するためのテスト問題と、
適性に合った勉強方法が載っていました!!!(すごい!!)

ちなみに、私自身は、
1.言語感覚優位  17点
2.体感覚優位   16点
3.視覚優位     9点
4.聴覚優位     8点
ということでした。

子供の頃は、じっと見て覚えるのが得意だったので、
視覚優位だとばかり思っていましたが、まさかの点数にびっくりしました!!

良かったらぜひやってみてください!
意外な結果に驚かれるかも知れません!!

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アドバイスを読んで、今後の学びに生かそう!

アドバイスの<特徴>というところをよく読んでみると、
実際、私自身は、言語感覚と体感覚のミックスだな、
と思いました。点数も近いですし。。

<学習効果を高めるために>のアドバイスもミックスしてみると、
今まで自分が知らず知らずに好んできたやり方が次々と出てきました。

実験やロールプレイなど、体験を通して覚える。(体)
学習を深めるためにコンピュータを使うのも効果的。(体)

学んだことを誰かと話し合うことで理解を深める。(言)
物事によって記憶の方法が違うので他の感覚の勉強方法を試す。(言)
辞書を引いて学習への興味を高める。(言)
頭の整理のために、学んだ内容や、書いた文章を発表する。(言)

(体)は体感覚優位の方へのアドバイス、
(言)は言語感覚優位の方へのアドバイス、に載っていたことです。

ほかにもあるので、良かったらぜひ上のリンクの記事をご覧になってみてください!

教える側よりも教えられる側の特性を把握することが重要

こう見ると、私自身の好みが、
これまでのまいんへの実践によく使われていたと思いますが、
第一に、まいん自身の特徴をつかんでおかなくては、と思います。

ちなみに、
視覚優位の場合のおすすめの学習方法には、

・絵や図で全体像をとらえるためにイラストやチャートを利用する。
・資料やノートには蛍光ペンなどで色をつける。
・指示は言葉ではなく紙に書く。
・何でもメモを取る。

聴覚優位のおすすめは、
・本などは録音を聴く、音読する。
・音声を聴いてメモを取る。 (←学校スタイルですね!!)
・勉強する時は静かな場所で。
・学んだり何かを読んだ時は要約を録音する。
・単語のつづりなどは誰かと話しながら覚える。

など、参考になる方法が色々載っていました!

優位感覚チェックテストは、大人向けで、
小学三年生に実施するにはゆっくりと説明することが必要なので、
まいんのテストはあとでゆっくりやってみます!

今までごちゃごちゃしていた学びの方法を、
すごくシンプルに整理できました!!!
kani-nabeさん、本当にありがとうございます!!!

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