ホームスクールを支える仕組みがほしい―経済、仕事、時間、体力、等

「学校が合わないならホームスクールはどうですか?」って、簡単に言われても、経済、時間、体力、精神など、大変なことがたくさんあり、正直、実行するのは簡単ではありません。本当は、こうした事情を抱えた方々で集まって、みんなで助け合えたら良いのですが。。行政などにもこの問題を考えて頂きたいなと思っています。我が家の場合を書いてみます。
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「学校合わないならホームスクールすれば?」と簡単に言われてもね。。

以前、夏休みの終わりに、スクールカウンセラーさんに、

「学校始まるのが気が重い」

とご相談したところ、

「学校辞めてホームスクールなさったらいかがですか?」

と簡単に言われました。
行政側の方に言われたのがなんだかショックでした。。

新学期、カウンセラーさんに相談してもっと凹んじゃった話。。。

だってね、ホームスクールって簡単に仰いますけど、
そんなに簡単じゃないですよ!!

親の時間どうするんですか??
子供につきっきりで他に何にもできませんよ?!

経済的な面は?
うち、そんなにお金に余裕ある方じゃないですよ?!
働く時間もほとんど取れなくなりますけど??

子供の交流面は?
家にずっと子供一人置いとくわけに行かないでしょ?!
昼間みんな学校行っちゃってて、遊ぶ子居ませんよ?!
子供の社会性どうしろって言うんですか??

等々、
言いたいことがてんこ盛りでした。。

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ホームスクールでは主に母親がほとんどの負担を背負っている

ホームスクールでは、上に挙げたような負担を、家族だけで、しかもほとんどが母親一人で、
背負わなくてはなりません。。

さらに、街に出れば後ろ指をさすようなことを言う人もいましたし、
子供は
「発達障害じゃないの?」
などと、全く専門性の無い人から勝手に「診断」される始末。

児童精神科で診察を受けてきました―発達障害も学習障害もなしでした

正直、心穏やかになれない日も、たくさんありました。

子供の味方は自分しかいないと思ったので。。

でもね、この状況で、うちの子には、私しか居なかったのです。
パパとも、学校に関して意見が合っているわけではありませんでした。

家の中で教育方針が合わないなぁ、と思っている件―家庭内で意見を合わせるのってムズカシイ

具合悪くなってるのに、これ以上ムリですって!

私が味方になってあげなければ、
誰がこの子を支えてあげられると言うのでしょう?

まだ小さな子供なのです。
一人で放置するわけにはいきません。

しかも、誰もわかってくれないとしても、
この子にはこの子の良いところがたくさんありますし、
どんな種にも必ず花が咲く日が来るはずです。

この子が自力で花を咲かせられるように、
ちゃんと見守り、育てて行くのが親の務めだと思ったのです。

なので、それ以来、このホームページには、
楽しいこと、嬉しいことを載せて行こう!
と心に決め、
毎日、楽しそうな日常を綴るようにしてきました。

だって、万が一にも、親の私が嫌々ホームスクールやってるなんてことになったら、
子供に失礼だと思ったのです。

助け合いや行政のサポートがあると嬉しいと思う

お陰様で、あれこれ探し回ったり、動き回ったり、
しているうちに、

なんとか居場所も見つかりましたし、
子供の居場所探し―塾や放課後児童クラブも十分居場所になるかも?!

学びや勉強についても、なんとなくペースがつかめてきて、

ホームスクールの時間割―生活リズムとやることリスト

第3章 学習リソース

少し落ち着いてきました。

ただ、この状況をつくるのも結構大変でしたし、
地理的、経済的、時間的など、様々な制約で、
すぐには実現できない方もたくさんいらっしゃると思います。

ホームスクールの親子が伸び伸び楽しく行きられる未来へ

一人で毎日子供を見るのが大変だったら
何家族か集まって交代で子供をみたり、

行政などの助けが得られないか、
どこかに交渉しに行ったりしながら、

家庭内で負担を抱え込まなくて済むしくみが、
出来ていくと良いなと思っています。

私にはなかなかそういう力がなくて不甲斐ないですが、
「多様な学びプロジェクト」さんのような取り組みが、
広がっていくと良いなと思っています。

これを読んで下さった皆さんそれぞれのご家庭で、
少しでも良い方向に、楽しくなる方向に、
物事が進んでいくように願っています。

もし良かったら、お便りもお待ちしています。

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