我が家のまいんは、漢字ドリルがニガテです。でも、どうやら漢字そのものが苦手な訳ではないみたいなのです。ドリルは何回も同じことを書くのが苦痛だと言って、開いたまま1~2時間眺めながらボ~っとしていることがしょっちゅうでしたが、新しい覚え方では、ものの5分で、漢字を5個ずつ、サクサク書けるようになりました。まいんが自分で考えた漢字の覚え方をご紹介します。
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漢字を何回も書くのはツライ。例文も考えるの大変。。
我が家のまいんは、漢字ドリルが超苦手です!
「何回も同じこと書くの嫌、例文考えるの大変。」
と言って、何時間も同じページを開いたまま、
ぼ~っとしていました。。
「宿題出来た~?」
と見に行くと、さっきと同じ姿勢で固まっているので、
「どうしたの? こここうすればいいんじゃない?」
なんて言うんですが、
全然進まず、、、
宿題に付き合う親の私も、
「また漢字ドリルかぁ~。。。」
と、なんだか心理的にヘトヘトでした。。。orz
スマイルプラネットの漢字プリントに助けられていました
そんな中、画期的なプリントを見つけ、
以前、スマイルプラネットの漢字プリントの記事を書きました。
漢字が苦手な学習障害児にも!スマイル・プラネットのプリントが効果大!
スマイル・プラネットの漢字プリントに絶大な効果!! 学校嫌いがだいぶ治りました!!
そして、このプリントを、
学校の漢字ドリルの宿題の代わりに提出させて頂いています。
それは、今もやっています。
前の漢字ドリルとは進む速さが全然違います。
数分で1枚仕上がりますし、
この間、超やる気を出していて、
私が知らない間に20枚終わらせて、
得意になっていた日もありました。
苦痛を感じないでサクサク出来て、
本当に助かっています。
ただ、今使わせていただいている「プレ漢字プリント」は、
2017年11月現在、小学校3年生までの分しかありません。
「4年生からどうしよう?」
と、他の方法を探していました。
「何やっても良いから好きな方法で覚えてみてくれる?」
あれこれ考えてみましたが、
考えるより、本人に聞いてみよう、と、
「とりあえず、この5個の漢字、好きなやり方で覚えてみて」
「あとで覚えてるかどうか確認するよ~」
「オッケーだったらシール貼ろうね!」
と言って、漢字が並んだ表を渡しました。
学校の先生がクラスのみんなに配って下さったものです。
この表の中の、縦の一列分(漢字5個分)を、
一回の確認テストの範囲にしています。
まいんは、表と、小さなメモ用紙と、鉛筆を持って、
家のどこかへ行ってしまいました。
5分経って「覚えたよ~!」と言って戻ってきました!
「覚えたよ~!」
と言って戻ってくるのが、結構早くて、
ちょっと拍子抜けしてしまいましたが、
確認するとちゃんと出来ています。
「どうやって覚えたの?」
と聞いてみたところ、
どうやらまいんは、静かに一人になれる自分の部屋で、
じ~っと、ひたすら漢字の表を眺めていたようです。
そして、確認のために一度紙に書いてみて、
大丈夫そうだと思ったので、
戻ってきて確認テストをすることにした。
ということでした。
「早いし、これで良いならもっと覚えられるんじゃ??」
と、欲深な私は内心ほくそ笑み、
「もう一度、別の5個の漢字をやってみてくれる?」
と言ってみました。。
また5分位で戻ってきて、
確認したら全部出来ていました。
「もうやだ~!!」
と言うので、この日はこれで終わりになりました。
覚え方まとめ
今のやりかたを短くまとめてみますと、
1)用意するもの
・漢字の書かれた表(熟語や言葉になっているもの。一列に5個ずつ)
・紙
・えんぴつ2)5個の列を指定し、覚えるまでじーっと眺める。
3)確認のために1、2度書いてみる。
4)確認テストをして、出来たらシールをはる。
と、これだけです。
漢字ドリルも、漢字プリントも、漢字練習帳やノートも使わず、
使うものは、
漢字の書かれた表と、鉛筆と、紙切れ一枚だけ
です。
時間も、漢字1個当たり、平均1分です。
速いので、もしかしたら忘れるのも早いかも知れませんけど、
この速さなら、
「毎日1回、5個ずつ」
をルーチンにしてしまえば、
何回も繰り返せるので、
いつか覚えるだろうと思います。
誰でも同じ条件とは限りませんが、
似たタイプのお子さんをお持ちの方は、
ぜひ試してみて頂けたらと思います!