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学校の必要性について考える4―親子別々の時間を持ち互いの独立を促す

毎日子どものことばかり考えて過ごしていると、親はつい自分自身のことがおろそかになってしまいますが、子供はいつか巣立っていく存在です。いつか一人で飛び立てるように、徐々に手を放し、見守っていく必要があります。互いに別々の時間を過ごし、自分の世界を持つことはとても大切だと思います。
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毎日毎日子供のことばっかり考えてるのが子供へのプレッシャー

ちょっと想像してみてください。

毎日毎日、自分のことを心配しまくって、

箸を上げても下ろしても、ため息をつきながらこちらを見ていて、

自分のことを心配しすぎて時々涙を流したりしている人が、

四六時中そばにいる状態について。。。orz

「私って、そんなに心配な状態??」

って、段々自分でも心配になってきちゃって、
ウツっぽくなっちゃいそうだし、
気分を軽くしようにも、
漬物石をぶら下げて空を飛ぼうとしている気分になりそうです。。。orz

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親は適度に子供から離れて自分の人生に専念すべき

子供が学校に行きたくないとか言ったら、
世間一般の常識的に考えると、

そりゃぁ心配です!!

なので、どうにかしたいと思うのが当然ですし、
心配してなんとかしようとしている親御さんは(自分も含めて)、
お子さんへの愛情も人一倍強いのだと思います。
それは、とても素敵なことだと思います。

ただ、「子供の漬物石」になってしまわないように、
注意は必要だと思います。

子供にとって、助けが必要な時期は絶対あると思うので、
その間は必要なことを十分な愛情を持って手助けしてあげて、
様子を見ながら、段々と子離れ親離れしていけるように、
そ~~っと引いていく、
というようなことが出来ると良いな、と
自分自身思っているところです。

親子の適度な距離を保つためにも、毎日通う場所があるのは良いこと

親子の距離感問題に限って考えると、
別に一般的な学校でなくても良いのですが、
親子が離れて過ごす時間は、必要だと思います。

親は親、子は子の時間と場所と人間関係を持ち、
いつか子供が独り立ちしていく日に向けて、
徐々に自分の時間を増やしていく、
という方向に向かうのが、
良いのではないかと思っています。

学校というのは、そういう時間を持たせてくれる場所でもあるので、
楽しく通えるなら有り難い場所だなぁ、
と、ここでも思うわけです。

ホームスクールでは、親子の距離のとり方に、
とても注意が必要になると思います。

やっぱり、狭い意味での学び以外の、
人間的成長のためにも、
子供だけの世界が持てる居場所は用意した方が良い、
と思っています。

学校の役割は家庭の努力次第で代替できる

これまでに、
あくまで私の考えるものですが、4つの学校の役割について考えてきました。

1)基本的な知識を身につける
2)社会性を身につける
3)共感できる仲間を得る
4)親子の独立を促す (この記事)
です。

一つ一つは家庭(ホームスクール)でも何とか用意可能なものばかりです。

ただ、全部揃えようとすると、親の側でかなりの努力が必要になります。
そう考えると、学校って、
「子どもにぴったり!」、という訳にはなかなか行かないですけど、
なかなか有り難いサービスだなぁ、と改めて思いました。

前にも言いましたが、

「どうしても行かなくちゃ」

という思い込みをはずして、

「学校もサポートの選択肢の一つ」

と考え、可能な範囲で行ける時行く、くらいな感じでいれば、
子供も親も、もっと気楽に毎日を送れるのではないかと思います。

また、フリースクールやオルタナティブ・スクール、
それ以外の何らかの人の集まりがお近くにあれば、
行きたくなったら参加できるように、
手はずを整えておくことができると理想的だな、と思っています。

そうやって環境が整って、
気持ちが少しでも楽になれば、
毎日の生活を楽しめるようになると思いますし、
学校に戻っていくにしろ、他の選択肢を選ぶにしろ、
希望を持って前に進んで行けるようになるだろうと思っています。

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