子どもは身体も小さく、発達の途中なので、考え方や感じ方もその年齢独特のものを持っていたりします。なので、「ちょうど同じくらいの子」と出会うと、共感できますし、安心感も生まれると思います。子どもが感じている気持ちに思いをはせ、「ちょうど同じくらいの子」と出会える場の必要性について考えてみました。
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外国に行って「自分と似た人」を見るととても安心する
たとえば外国にしばらく滞在したりすると、
日本人がほんのちょっとしかいないので、
たまに日本人や東洋系の人をみかけると、すごくほっとしたり、
ちょっとしたきっかけで話はじめると、
すごく仲良くなれたりすることがあります。
欧米の人達は、大体が、
すごく背が高くて、
肌や髪の色や着てる服など見た目も違うし、
行動の仕方もちがうし、
言葉も違います。
そういう中で、毎日過ごしていると、
「自分と似てる人」
を見かけると、
「おっ!!」
と反応するし、
お話したり、一緒に行動できたりすると、
すごく安心しました(あくまで私の場合ですが。。)。
子供って、もしかして、「毎日外国に暮らしてる気分」なのでは??!!
子どもの学校のことをあれこれ考えるようになってから、
ある日、ふと、
「もしかして?! 子供って、毎日外国に暮らしてる気分なんじゃない?!」
って思ったんです!!
だって、
周りの人でかい、
見た目ちがう、
行動の仕方ちがう、
言葉ちょっとちがう、
って、
なんか、
「まさに外国!!」
ではないですか??
しかも、自分は身体が小さいし、知らないこともいっぱいあって、
やりたいことが出来ないこともいっぱいあるし、
「子供だから」
って区別?!されて、同じことをさせてもらえなかったりもします。
それって、毎日続くと、私だったら結構大変に感じるかも。。。
と、はたと気づいて、
すごい衝撃を受けました。
兄弟姉妹がいっぱいいればいいんですけどね。。
兄弟姉妹がいっぱいいたり、
とにかくお子さんがたくさん出入りする環境なら、
そこまで「外国」っぽく感じないと思うのですが、
我が家の場合は、子供が一人なので、
「外国感」
はすごくあるんじゃないかと思っています。
現に、まいんの、友達と遊んでいる時のはしゃぎっぷりは、
大人の私と遊ぶ時とはまったく違います。
まいんのプレイセラピーをお願いしているカウンセラーの先生に、
「やっぱり子どもは子ども同士で遊ぶと、共感の度合いが全然ちがう気がするんですよね。。」
と言ったら、
激しく同意して下さっていました。
学校でなくても同じくらいの友達と出会える場は必要
きょうだいや親戚の多いご家族は別かも知れませんが、
我が家のような核家族の場合、
やっぱり子どもは子ども同士で出会える場が必要だな、
と思っています。
学校、というのは、そういう面でも、すごく良い場だと思うのですが、
なかなか行けない場合、他のところを見つけなくては、
と思います。
ホームスクールをはじめよう――その3 「我が家の実践例:交流編」 友達作り・居場所など
にも書きましたが、
習い事、スポーツ、自然体験、キャンプなど一時的なものももちろんですが、
オルタナティブ・スクールのように継続的に通える場所も、
積極的に見つけていきたいと思っています。